「強みを伸ばせば、売上が伸びる」
よく聞く言葉。
でも、この考え方って
【半分正解で、半分間違い】間違いなんですよね。
本当のことを言うと
長所を伸ばして売上が伸びるのは、
ある程度平均的に基礎が出来てる会社だけ。
売上が安定しない会社が“強み磨き”に走ると、
ますます経営が苦しくなる。
理由は単純。
伸びてない会社には“伸ばすべき強み”よりも、
“塞ぐべき穴”が多いから。
長所を伸ばして成果が出るのは、「弱点が少ない会社」だけ
例えば、
営業力が強くて、集客もうまくいっている会社がある。
けれども、バックオフィスが弱くて請求漏れが起きる。
この時点で、どれだけ売上が上がっても利益は残りません。
また別の会社。
マーケティングが得意で、新規は順調。
だがリピート設計が甘くて、顧客が続かない。
その結果、常に新規集客に追われ、会社が常に疲弊する。
これが現実。
“強みを伸ばす以前に、改善すべき弱点が放置されている。
つまり、売上が伸びない本当の原因は
【強み不足ではなく、弱点過多】です。
弱点を放置している限り、売上は伸びない
強みを伸ばして売上が伸びる会社は、
例えるなら秀才タイプ。
テストで全教科70点取れてます。
特に目立った弱点はない。
だから得意教科で200点、300点取っていこうって話。
でも売上がそもそも伸びない会社って
落ちこぼれタイプなんですよ。
ほとんどの教科で平均点は取れるけど
どっかで20点の赤点叩き出してる。
・営業ばかりで、顧客フォローが雑
・数字管理が甘く、利益が読めない
・人に任せず、すべて社長で抱え込む
この赤点部分を直さない限り、
絶対に強みの部分の足を引っ張り続けます。
これが売上が伸びない正体。
これを知らずに強みを伸ばそうとするから
「強み伸ばしたのに売れねぇんだけど?」
って会社が後を絶たない。
なんか今のビジネス論だと「強みを伸ばすのが正義」
って感じですもんね。
でも、それでは言語化が足りなすぎる。
正確には
「弱点を潰した会社が、強みを伸ばすのが正義」
「強みを伸ばせば売上は伸びる」って
めっちゃ耳障りがいいんですよ。
だって、強みって基本、好きなこと、得意なことだから(笑)
こんなん得意教科ばっか勉強してる子供と一緒。
でもそれ以前に、絶対にビジネスで赤点は作っちゃいけない。
弱点は克服しないといけないんです。
結論:強みで戦うな。弱点を潰せ
だから、まずは会社の赤点部分を
治しましょう。
売上が伸びない会社は、例外なくどこかに「弱点」があります。
・弱点を認める
・仕組みで補う
・平均点を上げる
これが、会社を次のステージに引き上げる唯一の手順。
会社の足を引っ張る弱点を潰せて初めて、
強みを伸ばして売上が増えてくるんです。
このことを知ってるだけで、周りの経営者の
一歩も二歩も先に行ってると思います。
一回、会社の足を引っ張ってる赤点部分は
どこか見直してみてください。
間違いなく売上は伸びますね。
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