「また今日も何もできなかった…」

ビジネスで新しくやりたいことがあった。
副業に挑戦しようと思った。
転職活動に精を入れようと思った。
趣味で試してみたいことがあった。

でも、今日も何もしなかった…

この記事ではビジネスコーチの私が思う、
新しい挑戦の足を引っ張る理由を、
自分の失敗談を元に解説していこうと思います。

ビジネスに限らず何か新しいことを挑戦したい人には、
有益な情報です。

ぜひ自分に当てはまってないか、確認しながら読み進めてくださいね。

あなたが一歩踏み出して行動できない原因は

新しい一歩を阻む最大の障壁。

それは「効率」です。

新しい挑戦が出来ない。
行動が起こせない。

これらに当てはまる人の共通点は、「賢いひと」ということ。

少なくとも私はそう思っています。

賢いとなぜ行動が起こせないのか?

賢い人は失敗するリスクを、極力減らそうとします。

きちんと事前に情報を集めて、
最も成功しやすい方法をさがして、
絶対に失敗しないように準備する。

この姿勢は素晴らしい。

しかし、新しい挑戦をするにはこれは不利なんです。

極力失敗をさけて、最短で成功できるようにする「効率」の姿勢。

効率を高めようとすればするほど、インプットは多く必要です。

ですが、行動とはアウトプット。

どれだけインプットの量を増やして、質を高めても行動が起こることはない。

行動を起こすためのインプットが”究極に効率のいい方法”を求めて、
ノウハウコレクターになってしまう。

そして、最終的には、
あなたは「新しい挑戦をしない」という選択を取ってしまいます。

なんでだと思います?

なぜなら”究極に効率のいい方法”とは【失敗をしないこと】

じゃあ、失敗しないようにはどうすればいいのか?

それは【最初から行動を起こさない】ことです。

行動を起こさなければ、
時間も労力も無駄にすることはありません。

あんだけがんばったのに無駄な時間を過ごした…という喪失感も、
こんだけ働いたのに無駄な体力を使った…という虚無感も、

一切味わうことなく済んでしまう。

効率を求めると、最終的には人間は行動しなくなってしまうんです。

【実体験】1年間まったく行動を起こさなかったサラリーマン時代

行動を起こせない人は賢い人といいながら、
自分の話をするのは恥ずかしいですが(笑)

ここからは私の実体験になります。

初めての起業に失敗してあと、
私は6年ほどサラリーマンをやっていました。

もともとサラリーマンを長く続ける気なんてなく、
いつかふたたび再起したいと思いながら。

(じゃあ、また再起する時にどんなビジネスをしようか?)

そんなことを考えながら日々を過ごし、

自分の起業の失敗とマーケティングの知識を使った
ビジネスコーチやコンサルをしようと思い立ったのはすぐでした。

「よし、じゃあビジネスコーチになるために勉強するぞ!」

人にいろいろ教える立場だからいろいろ勉強しなきゃ…

その思いがあった私は、いろいろな教材を買いました。

(質問されてもいろいろ答えられるようにマーケティングの勉強もっとしなきゃ)
(コーチってどんなことすればいいんだ?これも勉強しなきゃな)
(契約書とかってどうつくればいいんだろ。これも勉強しなきゃ)

そんなインプットにインプットを重ねる日々が続きました。

その間、約1年。

長すぎますね(笑)


その期間、勉強ばかりで行動は一切起こしませんでした。

直前にビジネスを廃業していることもあり、

(今度は絶対に失敗したくない!)

その強い気持ちから、いろんな教材を買って散財する割に、
一歩も踏み出せず…

結局、私を変えてくれたのは一回の異業種交流会でした。

たまたま出会った経営者さんが売上が右肩下がりで、
もうどうしたらわからないと。

たまたま運よく、仕事を貰う事が出来た。

幸か不幸か、勉強した内容や準備した期間なんて関係ない。

こんなことなら最初から行動を起こせばよかったな。
1年無駄にしたかもな…と思ったのを覚えています。

そして実際に仕事を始めたら、
イレギュラーの多い事多い事(笑)

マーケティングの部分は問題ありませんでしたが、

売上向上の為に、スタッフさんと関係を築いたり、
やる気のない社長さんのお尻を叩いたり、
契約料の支払いのない会社に連絡したり、

結局、行動を起こしたら勉強や準備と
関係ない部分でトラブルが多く起きました。

情報や知識のインプットでは、必ず限界が来ます。

インプットだけでは”効率”よくすることはできないんです。

勉強してようが、してなかろうが失敗は絶対につきもの。

それなら勉強しつつ、実際に走りながら、軌道修正したほうがいい。

効率から抜け出して【さっさと失敗してしまう】

これが新しい挑戦をするのに、最も必要な考えです。

まとめ

人間は無駄や失敗を嫌う生き物。

だからこそ効率を求めます。

しかし、それこそが罠。

効率を求めてしまうからこそ、
コストや失敗のことが頭をよぎり、

新しい挑戦への一歩が踏み出せなくなってしまう。

私からの助言はただ一つ。

さっさと失敗しましょう。

失敗する前提で動けば、行動を起こすことに躊躇は無くなる。

結局それが一番、効率よく成功に近づけます。

もし新しく挑戦したい、行動したいことがあれば

ぜひ失敗してみてくださいね。

この気持ちだけで、最初の一歩がずっと軽くなりますよ。

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