集客を頑張りたくない社長が最も重要視すべき数字はコレ!

マーケティング
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毎月毎月めんどくさいと思いながらも、やらなくてはいけない集客。

集客をやらなきゃ売上が下がってしまう…というか集客をやっているのに徐々に売上は下がり始めている…

どうせなら集客をしなくても、売上が維持できるようになりたい。

もっと言えば集客しなくても、売上が上がるようにしたい。

でもそんな方法あるわけないと考えていませんか?

実はあるんです、集客をしなくても売上を増やす方法が。

しかし、多くの人はその方法を知らずに経営をしているので、ずっと集客はしなくちゃいけないものだと考えてしまっています。

そんなことはありません。

あなたの会社のこの数字さえ改善を続ければ、集客をせずとも売上を増やすという夢みたいなことは可能なんです。

この記事は集客はめんどくさい、どうせならやらなくても売上を上げたいという欲張りなあなたのために、どうすれば集客せずに売上を増やすのかという記事になるので是非最後までご覧くださいね。

集客をしなくても売上を増やす魔法の数字

集客をせずに売上を増やすために必要なキーワード。

それは【顧客生涯売上】というものになります。

マーケティングに明るい方なら、LTV(顧客生涯価値)と聞いたことがあるかもしれません。(私はこの言葉が好きではないのであまり使いませんが)

説明すると一人のお客さんが初来店から二度と来店されなくなるまでに、使ってくれるお金の総売上のことになります。

たとえば、お客さんのAさんが毎回来店のたびに1万円使ってくれます。

そして三回来店してくれてから、二度と来なくなりました。

この場合、Aさんの顧客生涯売上は3万円になります。

ではなぜこの数字を増やすことが、集客をしなくても売上を増やすことにつながるのか

それは顧客生涯は未来の売上を表す数字だからです。

もしお客さんの顧客生涯売上の平均が3万円だったとします。

この数字を6万円にあげれたらどうなるでしょう。

今までの倍の売上が将来約束されるので、単純計算ではありますが将来の集客の負担が半分になります。

もし集客の労力を半分に下げる事が出来たら素敵だと思いませんか?

顧客生涯売上は将来の売上と集客の負担を、可視化する魔法の数字なんです。

私がコーチングを行う企業には、必ずこの数字を導き出してもらいます。

そうでなければ集客をせずに、売上を増やすなんてことは不可能だからです。

事実、この数字を出して改善を繰り返したクライアント達は、みなさん売上が増えて集客の負担が減りました。

数字で可視化することによって自分がどれだけ頑張ればいいかのモチベーションにもつながるのです。

「でもお客さんが生涯に使う金額を特定するの無理じゃない?」

たしかに難しいですが無理ではありません。

この方法にのっとれば大まかな数値を出すことが可能です。

顧客生涯売上を算出する方法

顧客生涯売上は(一定期間内の新規客の平均購入回数)×(その間の平均購入単価)で導き出せます。

本当に一人のお客さんの一生涯の売上を追う必要はありません。

たとえば三か月の間に区切って、新規のお客さんが何回購入したかを追跡します。

その購入した回数に三か月の平均購入単価を掛けると、新規のお客さんは三か月でこれだけの売上をもたらしてくれるという事が分かります。

これが分かれば集客をしてこれだけのお客さんが来たら、三か月でこれだけの売上が上がるという事が大まかにわかるわけです。

この期間を少しずつ伸ばしていけば、半年、一年とさらに未来の売上も予測することが可能です。

未来の予測が出来たら、変えることだってできます。

「新規のお客さん購入回数伸びてないから、なにか購入回数を増やす施策が必要だな。」

「これだけお客さんが増えたから、平均購入単価をこれだけ増やせばこれだけの売上増加になる。」

こんな計算をすることが可能なんです。

いままで集客して、「お客さんこれだけ来てくれたらいいな」と祈るだけのギャンブルはしんどかったですよね。

顧客生涯売上がわかれば、そんな辛い思いをすることもなくなります。

まとめ

多くの社長さんにとって、集客はつらく面倒なものですよね。

その原因はどれだけ頑張れば、売上が良くなるのかの未来が見えないからです。

しかし今回紹介した【顧客生涯売上】を使えば、ある程度の未来の売上を知ることができ、なおかつこの数字を改善するだけで売上の向上につながります。

ギャンブルのような新規集客に悩まされなくても済むのです。

ですがなぜか多くの経営者たちはこんな方法があることをしりません。

多くの会社が売上が順調に増えてしまっては、世の中の多くのコンサルタントの食い扶持がなくなってしまうから秘密にされている。

もしくは、単純にこんなことも知らないコンサルタントが多い。

事実、僕も昔コンサルに頼ったことがありましたがこんなことを教えてくれる人は誰一人いませんでした。

今回の知識は多くの人が知らないとっておきなので、ぜひ活用してみてください。