自分のビジネスに使えるアイデアを簡単に仕入れる方法

商品

手っ取り早く儲かるアイデアが欲しい。

よろしくないとはわかっていても、どの社長さんも考えることだと思います(笑)

日々忙しくて、ビジネス本を読んだりセミナーに参加したりする時間なんてない。

これも多くの社長さんが抱える悩みだと思います。

今回はそんな忙しい中でも自分のビジネスに使えるアイデアを手に入れる方法です。

この記事はこんな方におすすめです

  • 仕事が忙しくてインプットの時間がない方
  • あまり労力を使わずにアイデアが欲しい方

今回の内容は簡単で短いですが知っておくだけで得するので是非ご覧ください。

自分のビジネスに使えるアイデアを簡単に仕入れる方法

では結論から行きましょう。

今回は本当に簡単です。

購入した商品やサービスを採点する

これだけです。

その程度のことかと思われたかもしれませんが、正しいやり方があるので是非最後までお付き合いください。

なぜ採点するのがいいのか

「商品やサービスの評価なんていつもやっているよ」

そう思う方もいるでしょう。

ですが、ほとんど方は値段に対して品質が良いか悪いかしか評価していません。

「あそこの商品は安いのに使いやすい。」「あそこの飲食店は高い割においしくなかった。」

このレベルの話しか聞きません。

今回の「購入した商品やサービスを採点する」はさらにそこから一歩踏み込みます。

値段や品質はもちろん採点します。

しかし見るべきところは他にもあります。

実店舗なら、店員の接客態度、決済方法など。

ネット販売なら商品ページの見やすさ、決済までのカンタンさなどなど。

購入者側として自分がしてもらってよかったこと、嫌だったことをすべてひっくるめて評価します。

普段モノを売る側として見落としていることが、買う側となって注意深く見ることによって新たな発見を得ることができます。

購入者側から見て思ったこと

最近僕はBluetoothイヤホンを買い換えました。

音の違いが分かるような良い耳でもないので、真っ先に目についたという理由で手ごろな値段のモノをAmazonで購入しました。(笑)

家に届いてパッケージを開けてみます。

するとそこには会社を立ち上げた社長の手紙が入っていました。(俗にいうサンキューレターというやつです)

  • つい最近立ち上げたメーカーだという事
  • このメーカーを立ち上げた理念
  • その理念から来る商品づくりへのこだわり

そういったことが事細かに記されていました。

パッケージを開けたばかりでまだイヤホンを使っていないのに僕はこの会社が気に入りました。

この様に企業努力をきちんとユーザーに伝えているかどうかも参考になります。

ちなみにこのイヤホン、2週間使ったぐらいで不良が起こりました。(電子機器なのでそういうこともありますけどね)

パッケージの中に不良などがあった場合、ここに直接メールしてほしいと書いてあった紙があったのでそれの通りに連絡します。

そしたらAmazonでの面倒な交換手続きを経ることなく、次の日には新しいイヤホンが届いていました。

100点満点の対応です。

「返品交換にはAmazonにこれ返送して…それに時間もかかるだろうし…めんどくせぇなぁ…」と思っていたので、この時点でかなりユーザーに寄り添った対応をしてる会社だなと思えました。

他にも逆に悪い会社の事例なども出せるんですが、愚痴まみれになるので止めておきます(笑)

この様に購入者側の立場からその会社を見れば、取り入れられるアイデアなんていっぱいあります。

しかも実際に行われている施策なので、ビジネス書籍などに乗っているアイデアよりずっと実践しやすいです。

でもうちの業種では使えないから…

「でも自分の業種じゃないアイデアは使えない…」

そう考える方がいらっしゃいます。

むしろ逆です。

自分の業種じゃないから良いアイデアなのです。

多くの人が自分の業種から使えるアイデアを探します。

ですがこれは間違いです。

その業界で使われているという事は、他のライバル企業も将来思い付く、もしくは実践しています。

要するに手垢まみれのアイデアなのです。

他の多くの企業がしていることをあなたがして会社が急成長するわけありません。

どの時代も急成長する会社というのは業界の異端児がほとんどです。

その業界にないアイデアを生み出したか、他業種から呼び込んだかどちらかをしています。

つまりその業界で手垢のついてないアイデアを実践したわけです。

その為にも購入するときにいろんな業種から学ぶというのは最高のインプットになります。

まとめ

現代人で購入せずに生きていける人なんていません。

常に毎日なにかしら物を買っています。

その時にアンテナを張っていろんなものを見ていれば意外とアイデアというのは手に入ります。

自分から革新的なアイデアを思いつこうとする必要なんてありません。

他業種でやってることを合法的に真似ればいいだけです。

ちなみにAppleを作ったスティーブ・ジョブズはこんな言葉を残しています。

「優れた芸術家は真似をし、偉大な芸術家は盗む」とピカソは言った。だからすごいと思ってきた様々なアイデアをいつも盗んできた。

スティーブ・ジョブズ

ちなみにジョブズと一緒に働いた人が、彼に新しいアイデアを見せると一週間後に「素晴らしいアイデアを思いついたんだ」といって見せたアイデアをよくパクってきたそうです(笑)

ここまでしろとはいいませんが、他業種のアイデアを参考にするくらいはやってもいいはずです。

購入するときに商品やサービスを採点する。

これだけでアイデアに対して常にアンテナを張れるようになるので、おススメですよ。