私がビジネスコーチをしていて思う、
ビジネスで成功しにくいと思う人の特徴。

その一つが優しさです。

優しくて成功してる人は、たくさんいます。

しかし、そのような人たちは”優しさ”だけでなく、
”厳しさ”も持ち合わせている。

”優しいだけ”でビジネスの世界を生きていくのは難しい。

今回は優しすぎてまったくビジネスが上手くいかず、
いつまでも売上が増えない友人の話をしながら

なぜビジネスは”優しい”だけじゃダメなのか

そんな話をしていこうと思います。

誰よりも優しいのに、まるで経営が上手くいかない友人

ものすごく優しい私の友人のHさん。

彼は困っている人がいたら
見過ごすことができない性格で、

お願いや頼まれごとを断らない。

どんな面倒な頼み事も、
「いいよー」と二つ返事でOK。

周りからの評判も上々。
彼のことを悪く言う人を見たことがない。

そんな彼は個人事業主で、
スマホ関係の仕事をしています。

家電量販店やモールで
スマホの契約を取ってくる人。

Hさんは周りからも頼られ、
お客さんからの評判も上々。

しかし、その分周りからいろんな仕事を頼まれます。

職場の人が起こしたトラブルの尻拭いをしたり、

お客さんから本来業務ではない仕事を
やらされてしまったり。

そんなことで彼はいつも苦労しているらしい。

この話を聞いて私が思ったことは、
「これじゃただの雑用係じゃん」

頼られているのではなく、
良いようにこき使われてるだけ。

直接そのことを、Hさんに伝えました。

しかしHさんは
「いやいや、そんなことないよ」
の一点張り。

(これ以上は言っても意味ないだろうな…)

そう思ってそれからは、彼には何も言ってません。

たしかに彼のやることも、
全部が間違っているわけではない。

仕事を貰うために雑用のような仕事をしなきゃいけないのは
駆け出しの社長では良くある話。

しかし、そればかり続けていては、
絶対にビジネスで成功する未来は訪れない。

社長や事業主は本来、
他人にスキルや知識、価値を提供して食っていく人。

サラリーマンのように、
他人に時間と労働力を売って
お金をもらうべきではないんですよ。

ビジネスを成功させるのに必要なのはプライド

じゃあ、どんな風に仕事をするべきなのか?

私の好きな言葉にこんな言葉があります。

プロフェッショナルとは、
お客さんに頭を下げてもらって、
お金をもらう人の事を言う

誰が言ったか覚えてませんし、
本当にこの文面だったかもわかりません。

しかし、これを聞いた時
私の身体に衝撃が走ったのは覚えています。

死ぬまで雑用のような仕事しか任されない人と、
尊敬されて勝手に仕事が舞い込んでくる人。

その違いは上の言葉のように、
自分のスキルと経験の価値を
尊重できるかどうかだと思ってます。

「自分の能力は雑用なんかに、使われていいものじゃない」

「尊重されてしかるべきものだ」

それだけのプライドのある人だけが、
人から尊敬される専門家になるのです。

あなたは大丈夫ですか?
自分のスキルと経験を、自分で誇りに思っていますか?

それができないと私の友人のHさんみたいに、
ずっと都合のいい雑用として使われ続けてしまいますよ。

まとめ

ビジネスを成功に導くのは、優しさではない。

自分の能力に対する、プライドです。

多くの事業主は、自分のスキルや能力を過小評価しています。

だから自分の能力に見合わない、
少ない報酬でこき使われる。

まずは自分のスキルや経験を
自分で尊重してあげること。

これが出来ないのであれば、
事業主や経営者はやるべきではない。

死ぬまで雑用としてこき使われるだけです。

今より多くの報酬と尊敬を手に入れるために、
まずは今日から自分を尊重することから始めましょう!

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