今以上に利益を出す為に、会社を大きくするために努力する。
その為にいろんな本を読んだり、セミナーに参加して様々な知識を手に入れる方は少なくありません。
しかし同じように努力している社長さんでも出している結果には大きな違いが生まれます。
同じ知識を手に入れたのになぜ結果に違いが出るのか。
新しいアイデアを手に入れても良い結果を出せない理由を三つにまとめてみました。
これを見て当てはまることがあったら、改善すれば結果が出せるようになります。
ぜひすぐに結果が出せる社長になってみてくださいね。
この記事はこんな社長さんにおすすめです
・すぐに結果を出せるようになりたい方
・知識の習得に時間を掛けているのに思うように結果が出てないと思う方
社長が新しいアイデアでいい結果を出せない三つの原因
答えが気になると思うので先に答えを書いちゃいましょう。
知識を得てもいい結果を出せない三つの原因はこれです。
- 自分のビジネスに当てはめて考えられない
- 完璧主義
- 人に任せられない
この三つです。
これだけだとわかりづらいと思うので、一つずつ説明していきますね。
自分のビジネスに当てはめて考えられない
自分のビジネスに当てはめて考えられない。
この書き方だとちょっとわかりづらいので別の言葉で書くとこうなります。
「自分のビジネスではこの知識は使えない」
この言葉一つであきらめてしまう社長さんはかなり多いです。
別の業種だから、売ってるものが違うから、顧客層が違うから…etc
こんな言葉はいっぱい出てきます。
たしかに使えない知識もあります。
ですが、そんな知識ばかりでもないはずです。
業種が違ったり売ってるものが違えば、たしかにその知識を自分のビジネスに当てはめるのは苦労するでしょう。
ですが、だからこそ実践できたときに他の同業者より抜きんでた利益を上げることが可能なのです。
ライバル企業も「うちの業界じゃこれは無理だ」なんて思っている可能性も高いです。
そんな中であなたの会社が真っ先にそれを実践したらどうなるか?
圧倒的な先行者利益を得ることが可能です。
それはこちらで詳しく解説しているので見てくださいね。
誰も成功したことのない知識ならたしかに実践するのは怖いでしょう。
しかし、すでにどこかで成功しているアイデアなら実践できれば成功する可能性は高いです。
なぜなら売る相手は必ず「人」だからです。
僕は人というのはどの時代もどこの国でもそこまで変わらないと思ってます。
でなければ何百年前の音楽や小説に当時の人のように感動したり、海外の映画やドラマを見て面白く感じる事なんてできません。
ですので「このアイデアはうちじゃ使えない」なんて諦めずに、それをどうやって活かすかを考えた方が他のライバルたちと圧倒的な差を作れますよ。
完璧主義
アイデアを実践しようとして、最初から完璧にしたがる人がいます。
僕自身がそうでした。
最初からうまくやるためにもっと知識が必要なんじゃないか、まだ足りてない知識はないか。
そんなことに気を取られて本当にやるべきことを、ズルズルと先延ばしにしてしまいます。
確かに知識は大事です。
このサイトもビジネスにいい結果を出す為の知識を提供することを目的に作りました。
ですが「このサイトについて」でも知識はビジネスの成功で2番目に必要なものと書きました。
1番に必要なのはやはり行動力です。
どれだけ知識を蓄えようとも、一つの行動には及ばないのです。
まずは行動しましょう。
100%の知識より10%の行動の方が貴重です。
実践して間違っていたら途中で軌道修正したらいいだけなんですから。
今日が行動するには一番いい日なのです。
人任せにできない
これは2番目の完璧主義に似ています。
なぜ人を雇うのか?
それは自分の手が回らないことを他の人に任せるためです。
1日に24時間しか使える時間は存在しません。
それ以上のことをしたければ他の人に手伝ってもらうしかない。
ですが、他の人に仕事を任せる際に完璧主義を押し付けたらどうなってしまうでしょう。
社長というのは社内で一番仕事ができる人の場合が多いです。
自分が一番仕事ができるし、そのことに対してプライドもあります。
他の人に自分がやっていた仕事を任せる際に、自分の仕事のレベルを期待してもまず無理でしょう。
自分レベルの結果が出せない事にイライラして、結局自分がやるハメになっては本末転倒です。
そこで僕がおすすめしている考え方に「70点理論」というあります。
人に仕事を任せる際に、自分のなかで70点くらいかなという出来であればとりあえず良しとする考えです。
社長の中の100点中70点であれば少なくとも最低限のラインは到達しているでしょう。
それ以上にできるように教えはしますが完璧にできることは期待しません。
なぜなら社長が現場に居続ける限り、社員は社長を超えられないからです。
例えば社長の仕事の出来を100点として、70点の仕事ができる社員がいるとします。
社員が仕事に使えるアイデアを手に入れて80点の仕事ができるようになったとしましょう。
ですが、社長が現場に居るとアイデアを共有するのでまた社長の仕事の出来が良くなります。
これではずっと社長と社員の差は埋まらないのです。
ですので、仕事を人に任せる際は完璧を求めるのはやめましょう。
最も重要なのはお客様が納得する品質に到達しているかどうかです。
そこを抑えているのであれば、何も問題はありません。
まとめ
社長が新しいアイデアでいい結果を出せない三つの原因いかがでしたでしょうか。
知識は大事です。
このサイトもその信念のもとに運営しています。
ですがやはり最も重要なのは行動です。
どれだけ知識があろうとも行動しなければ0と変わりません。
社長も人間なのでそっくりそのまま使えるアイデアを求めています。
僕自身そうでしたし、そんな社長さんもかなり見てきました。
しかし、それで大成功した人を見たことはありません。
結局すぐ使える知識はみんなもするので、すぐに使い古されて効果がなくなってしまいます。
どこかで成功した新しいアイデアを手に入れたら、なんとか自分の会社で使えないか試行錯誤する。
この姿勢を持っていれば、最初からあきらめている他の社長と大きな差をつける事が可能です。
是非この考えを忘れずに頑張ってくださいね。