【注意】成功できる社長とできない社長を分けるたった一つの違い

社長の仕事術

順調に仕事が進み会社を大きく成長できる社長、会社を大きくすることができず悪戦苦闘する社長。

一体この違いはどこから生まれてしまうのでしょうか?

そこには成功できる社長かどうかにかかわる大きな一つの壁がありました。

それが正しくできているかどうかで、今後の会社の行く末を左右するほどのものです。

今回は社長にとって最も大きな壁とその解決策を解説させていただきますね。

この記事はこんな方におすすめです

  • 会社を今以上に大きくさせたい方
  • 自分の仕事の負担を減らしたい方

成功できる社長とできない社長を分けるたった一つの違い

成功できる社長とできない社長を分けるたった一つの違い。

これ自体はとても単純なものです。

聞いたら拍子抜けするでしょう。

それは他人に仕事を任せることです。

ここでページを閉じるのはちょっとまってくださいね(笑)

そんな当たり前の事と思うでしょうが、それが皆できていれば会社を大きくできない社長なんて最初からいません。

なのに会社を大きくできる社長とできない社長がいるという現実。

これを知るところからまず始めていきましょう。

最後の方には他人に仕事を任せる方法も書いているので是非ごらんください。

意外と難しい他人に仕事を任せるという事

基本的に社長さんは人に何かを任せるということが普通の人よりとても苦手。

小さな仕事は任せられても、大事な仕事は任せられない。

特に0からビジネスを立ち上げた方は顕著です。

何もない所からビジネスを起こして、全てを自分でこなし、成功と失敗の中から試行錯誤をする。

全ての仕事に責任を持ち、毎日こなしている。

ビジネスを立ち上げた頃はそれが当たり前になってしまっているので、一度染みついた習慣はなかなか取れないのです。

自分の成功体験が、他人に仕事を任せるという行為を阻害しているという矛盾に陥ってしまいます。

他人に仕事を任せないデメリット

他人に仕事を任せられないとどうなってしまうのか。

答えは簡単です。

この記事の冒頭で言ったように、会社を大きくすることができず悪戦苦闘する生活が待っています。

当たり前ですが人が一日に使える時間は24時間です。

どれだけあなたが仕事を頑張っても24時間までしか使えません。

その中で大事な仕事はすべてあなたがやるというのは無理があります。

会社を大きくする過程で最大の壁となるのが、大事な仕事を他人に任せる事なのです。

これが成功できる社長とできない社長を分けるたった一つの違いになります。

大企業の社長さんを見ればこれは疑いようもないでしょう。

何千人、何万人の社員を抱えて一人ですべてやるなど不可能。

なのに会社を経営できるのは信頼できる人に仕事を任せているからです。

正しい方法が1つしかない、なんてことはありえない

社長さんはどうしても今までやってきた方法に固執しやすくなってしまいます。

ですが、その方法だけが正解なんてことはありえません。

登山がわかりやすいでしょう。

例えば富士山は頂上まで行くために4つの基本ルートがあります。

どれも過程が変わるだけで、登頂という結果は変わりません。

野球やサッカーなどのスポーツもそうです。

多くのチームがいろいろな方法で勝利という結果を目指します。

要は欲しい結果が得られるのであれば、過程なんて重要ではないのです。

仕事の出来はまぁまぁでいい時もある

「人に仕事を任せると仕事の出来が心配だ…」

あなたももしかしたらそう思うかもしれません。

ですが、仕事の出来に満足するかどうかは社長ではなくお客様の役割です。

ネットビジネスをしていて、発送中に商品が壊れないよう完璧に梱包する社長さんがいました。

他の人に任せると、梱包の仕方が甘かったりで仕事の出来に満足できないのでご自身で梱包していたそうです。

しかし、さすがに梱包まで仕事が回らなくなり社長自身で梱包するのをやめました。

社員に梱包を任せるようになったのですが、社長から見れば梱包の出来に満足はできません。

社長は開けたときに商品がきれいに見える方がいいと思っているのですが、社員はとりあえず緩衝材でぐるぐる巻きにするだけ。

しかし、お客様からのクレームは一切ありませんでした。

梱包の仕方なんてお客様からしたら、商品が壊れてなければ大して重要なことじゃなかったのです。

最後に仕事の出来を判断するのはお客様です。

そしてお客様が満足するレベルになっていれば、完璧に仕事をこなす必要はありません。

仕事はまぁまぁでいい時もある。

それを覚えておいてください。

人に仕事を任せる7ステップ

お待たせしました。

ではここからは人に仕事を任せるために必要な7ステップをご紹介します。

  1. 何を任せるべきか定める
  2. 任せる相手に仕事の内容や欲しい結果は何かを説明する
  3. 欲しい結果を出すためのやり方を教える
  4. なぜその方法でやるのか要点を説明する
  5. 相手が方法について理解しているか確認する
  6. やり終えるまでに定期的に進捗を連絡してもらう
  7. 最後に仕事の出来を確認する

何を任せるべきか定める

当たり前ですが、まずどの仕事を任せるか明確にしないといけません。

ここはきちんとしておきましょう。

たとえば新規の店舗を出店するとします。

「じゃ、店長を任せるか」ぐらいアバウトなのはいけません。

店長としてどんな仕事をしてほしいのか。

仕入れや販売、マネジメント、新入社員の面接などなど。

考えられる内容はきちんとリストアップしておきましょう。

任せる相手に仕事の内容や欲しい結果は何かを説明する

リストアップした内容をきちんと相手に説明しましょう。

どのような内容の仕事を任せたいのか。

任せた仕事でどういう結果を出してほしいのか。

欲しい結果を伝えておくことで、方法に固執することがなくなります。

より良い方法が見つかったらそっちを実践してもらいましょう。

欲しい結果を出すためのやり方を教える

やり方に固執するなと言いましたがベースとなるやり方を知らなければより良い方法も見つけられません。

ですので、あなたが普段やっている方法を教えてあげましょう。

教える内容によっては時間がかかるところですが、将来的な時間の節約を考えれば必ずメリットがあるでしょう。

なぜその方法でやるのか要点を説明する

あなたなりのやり方の要点を説明してあげます。

やり方を教えただけではなぜそうするかが分かりません。

一見無駄なように見えて、絶対に必要な工程などもあるからです。

社長自身は今までの失敗の積み重ねで分かりますが、教えられる側は必要な工程が分かりません。

なのでそれを教えずに任せると、その部分で失敗してしまいます。

なぜこれをするのか、これをしないとどんな失敗をするのか。

無駄な失敗を減らす為に必ず要点は教えておきましょう。

相手が方法について理解しているか確認する

ここまでのやり方を理解しているか確認します。

実際に仕事を確認できるのであれば、目の前でやってもらうのもいいでしょう。

ここで任せられるレベルにまで成長できているか確認します。

やり終えるまでに定期的に進捗を連絡してもらう

すぐに終わる仕事なら問題ないですが、期間が長い仕事は進捗を連絡してもらいましょう。

トラブルや予想外のことはよくあります。

そうでなくてもあなたが説明し忘れたこともあるでしょう。

何か問題がないか定期的に連絡を送ってもらいましょう。

最後に仕事の出来を確認する

最後に仕事の出来を確認します。

作業であれば終わった後に確認すればいいです。

店長などのなにかの役割を任せたのであれば、任せてから一定期間後にちゃんとうまくいっているか確認します。

これで上手くいっているようなら、あなたから口出しすることはほぼありません。

予想外のトラブルが起こった時くらいでしょう。

そしてあなたは任せたおかげで浮いた時間を、もっと大事な仕事に使えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は社員を抱えている社長さんが主なターゲットになりますが、個人でビジネスをしている人も無関係ではありません。

アウトソーシングやフリーランスに頼むという事は現代では珍しくないからです。

他人に仕事を任せるのは会社の成長の一番の壁です。

雑務に時間を取られて本当にすべき仕事に時間を回せない社長さんは多いです。

しかし、一度任せることができると、自然と他人に仕事をまかせやすくなります。

そうして余った時間と労力をもっと大事なことに使えるようになると、会社はびっくりするぐらい成長します。

ですが、多くの社長さんがこの壁を乗り越えられないのも事実…

他人に仕事を任せる重要性に気づいてないのかもしれません。

これを見てくださったあなたは今知ることができたので大丈夫だと思います。

他人に仕事を任せるという大きな壁をぜひ乗り越えてくださいね。