ビジネスが伸びない…
多くの社長さんが抱える悩みだと思います。
ビジネスを上手く軌道に乗せるには2つの能力が必要です。
この二つの能力のどちらかが欠けているせいで、満足に利益を上げられないビジネスを多く見てきました。
そんな状態にならないためにもぜひご覧ください。
この記事はこんな方におすすめです。
- ビジネスが自分が思ったような軌道にまだ乗っていない
- これからビジネスを始めたいけど上手くいくかどうか不安な方
ビジネスを成功させる2つの能力
まず結論から行きましょう。
ビジネスを成功させる2つの能力。
それは商品を「作る能力」と「売る能力」です。
「なに当たり前のこと言ってるんだ」と思ってここでページを閉じないでくださいね(笑)
当たり前の2つの能力ですが、ビジネスを成功させるうえで大きな落とし穴が存在します。
その落とし穴を知らないが故に、ビジネスが伸び悩んでる人を多く見てきました。
商品を作る能力
もったいぶってなんですが、商品を作る能力についてはそこまで話すことがありません。
当たり前ですがビジネスを始めるには大前提として商品が必要です。
そして多くの社長さんは、良い商品っていうものを持っています。
なぜなら社長さんはその道のプロであることがほとんどだからです。
長年その仕事をしていたとか、その商品について誰よりも知っているなどの優位性がある。
それに「この商品を作れば売れる!」と自信を持ってビジネスを始める方も少なくないです。
でなきゃわざわざ起業なんてリスクのある方法を選びはしません。
なので業界でとびぬけた商品は作れなくても、お客様が良いものと思えるものは既に作ってあることがほとんどです。
問題は次の売る能力にあります。
大問題の売る能力
多くの社長がハマる落とし穴は売る能力の方にあります。
先ほど多くの社長さんは良い商品を持っている。自信のある商品を持っていると言いました。
ですが、そのせいで「売り込まなくても商品がいいから売れる」と勘違いしています。
この様な方は驚くほど多いです。
多くの社長さんは良い商品を持っています。
それは裏を返すと、商品で競合を突き放すことは難しいという事です。
今の世の中、お客さんは近くのお店だけでなく全国から目当ての商品を探すことが可能です。
飲食店など身近な競合しかいないという場合でも、ネットで検索すれば同じ商圏の数多くのライバルたちと比べられることになります。
そんな状況では商品は良いものであって当たり前なのです。
大量にある良い商品の中で売り込まずに売れる商品は、よほど革新的なモノでなければいけません。
「売り込まなくても商品がいいから売れる」なんていうのは今の時代には幻想でしかないのです。
なぜ商品がいいなら勝手に売れるという幻想がはびこっているのか
今の情報社会、良い商品なら勝手に売れる時代は残念ながら終わってしまいました。
ですがなぜ今もそんな幻想がはびこっているのでしょうか。
その理由がいくつかあるので説明していきますね。
- 売りこむのが面倒
- 売りこむのが怖い
- 売る能力がない
売りこむのが面倒
単純に売りこむのが面倒な場合。
これは商品に過信しているパターンです。
それだけいい商品と思えるのはとてもいいことです。
ですが他の多くの社長さんも同じことを考えてることを忘れてはなりません。
周りより優位な立ち位置いると思っていたら、みんなと同じスタートラインにいる。
そこから抜け出すにはやはり商品以外のところで優位に立たないといけないのです。
売りこむのが怖い
売りこむのが怖い場合。
これは商品を上とは逆に過小評価しているパターンです。
押し売りと思われたらどうしよう。実際に売りこんで拒絶されたらどうしよう。
自分の商品に自信が持てないとこのようなことになってしまいます。
だから勝手に売れてほしいという幻想を抱いてしまいます。
これは考え方を変えることで克服できます。
そもそも押し売りとは、相手が欲しいと思わないものを無理やり売りつけようとする行為です。
たしかに相手が欲しいと思わないものを売ることは悪でしょう。
ですが例えば、ひどい病気にかかって手術しないと死んでしまう患者さんに、お医者さんが手術しなさいという事は悪でしょうか?
この世のすべての商品、サービスは購入者の悩みや不満を解決するために存在します。
飲食店でもお客さんの空腹を満たす、舌を満足させる、楽しい場を提供するといった価値を提供しています。
あなたが売っている商品が良いものであるならば、お客さんの悩みや不安を解決することが可能です。
お客さんの悩みを解決できるのに、それを売りこまずにいるというのはそちらの方が僕は悪だと考えています。
良いものを売っている会社には、困っているお客さんにそれを届ける義務があるのです。
それをいらないといわれてしまうのであれば、単純に困っていなかった、相手を間違えた、ただそれだけのことです。
それでもお客さんに売りこむのが怖いと思うのであれば、それは商品自体にそれだけの価値がない場合があります。
この場合は新しく商品を作り直しましょう。
自信をもって価値を提供できると思えるモノを作れれば、自然と売りこむことに抵抗は無くなります。
売る能力がない
残念ながら多くの方がこのパターンに該当します。
ただし、売る能力がないというのは仕方ない理由があります。
社長さんはその道の専門家と言いました。
何かの専門家という事はそれだけ多くの時間を費やしてきたという事でもあります。
なので売る能力を身に着けるために勉強するという事がものすごく難しいのです。
だから多くの社長さんは売る能力が高くありません。
それを証明するように集客代行などの集客サービス、集客のためのコンサルタントなど数多く存在します。
売ることに困っている商品をターゲットにビジネスが成り立つほどに多くの社長さんが困っています。
なので商品がいいから勝手に売れてほしいと思ってしまうわけです。
お金があるなら外部のサービスに頼るのもいいでしょう。
ですが、軌道に乗る前のビジネスというのは資金がカツカツなので、多くのことを社長がしなければいけません。
だから資金に余裕が出るまでは社長自身が売る能力を身につけなければいけないのです。
まとめ
多くの社長さんは良い商品を既にお持ちです。
そしてビジネスというのは売るという行為が必ず存在します。
ですが、良い商品があれば売れるという幻想がいまだにはびこっているせいで多くの方が売る能力を軽視しています。
そういう時代は確かにありました。
ですが、お客様がいろんな商品を比較しやすくなった情報社会において良い商品をもってるのは大前提。
そこから如何にして商品の魅力を伝えて売るのか。
ここが現代での企業の差別化ポイントになります。
売る能力を身に着けるのはなかなかに難しい事でもあります。
このサイトではなるべくわかりやすく見ただけで売る能力が上がる様なコンテンツを作っていくつもりなのでぜひご期待ください。
P.S. ちなみにこちらの記事で商品の魅力の伝え方を書いているので是非ご覧ください。