自分の会社の売上を増やす為に、マーケティングを勉強しようと考えている。

上司から「売上を増やす為に、マーケティングの勉強をしろ」って言われたから学び始めなきゃいけない。

でも、勉強しようと思ってふと思う。

【そもそもマーケティングってなんやねん!】

今はそこら中でマーケティングって言葉が使われるけど、自分でやってみようとすると何から手を付けて良いかわからない。

分からないなりに勉強をしてみる。

マーケティングの本を買ってみた。
マーケティングセミナー受けてみた。
マーケティング講座受けてみた。
コンサルに頼んでみた。

自分なりに試行錯誤して頑張ってみた。

せっかくお金と時間をかけたのに、

何の成果も!!得られませんでした!

なんてことは良くある話。

こんな事にならないためにマーケティングをこれから勉強する。


もしくは勉強しはじめたって方は是非見てほしいです。

マーケティングはやってるけど、結局何なのかようわからん
って人にもオススメします。

マーケティングってそもそもなんなん?

マーケティングを学ぶ上で知ってもらいたいのは、そもそもマーケティングってなんなん?って話。

マーケティングは英語でMarketing.

市場って意味の単語のMarketにingを付け足したモノ。

で、これの意味を英和辞典で調べると意味は

「マーケティング」って出てくる。

んん?

Marketingの意味を調べたらマーケティングが出てくるなんて答えになってないじゃん。

ビジネス用語なら売上は~、利益は~って出てくるけどマーケティングにはそれがない。

一応「市場での売買」って意味もあるけど、これも答えになってない。

つまりマーケティングを正しく表現する言葉は、存在しないということ。

これがマーケティングを理解しきれない原因、というか答え。

だって正確な表現が分からないんだから、正しく理解しようがない。

マーケティングという言葉が生まれたアメリカですらこんなんだから、日本人がマーケティングを理解できないのは当たり前なんだよ。

なので、あなたがマーケティングに感じた「納得しきれない感覚」は、かなり正しい。

マーケティングを表現する正しい言葉がない弊害

マーケティングを正しく表現する言葉がない。

ということは、世の中に出てるマーケティングの意味って、言ってる人の主義信条がモロに含まれてる。

というか、俺にとってのマーケティングはこうなんだー!って言ってるだけ。

だから、マーケティングって結局なんなの?って調べている内と

マーケティングとは○○
マーケティングとは~~
マーケティングとは△△
マーケティングとはqetdfg
なんて見かける

こんなん頭が混乱するって!!笑

みんなが思い思いのマーケティング論を披露するから、余計に何がいいのかわからなくなる。

それだけならいいけど、更に大きい問題が存在する。

マーケティングの表現に正解がないことが良い事に、これが正解のマーケティングだ!とか言って、自分の情報やサービスを売るヤツラが出てきた。

SNSマーケティング
口コミマーケティング
SEOマーケティング
コンテンツマーケティング
オンラインサロンマーケティング
オートメーションマーケティング
動画マーケティング

軽く検索しただけでこんだけ出てくる。

こんなんは氷山の一角で、ちゃんと調べればこれの数百倍は出てくるだろう。

マーケティングを勉強し初めの人にとっては、何が自分に合ってるのかなんてわからない。

だからとりあえず、目に入ったものから触ってみる。

マーケティングの本を買ってみたり、
セミナーを受けてみたり、
コンサルに頼んでみたり…

そして大金を投じた挙句、何の成果も得られない…

「結局マーケティングなんて儲からんやんけ!」

と、マーケティングに関わることを辞めてしまう。

そんな人をたくさん見てきたから、僕はこの記事を書いています。

割と大事なことを書くので、最初は有料記事にでもしようかと思ったんですけど、
それだとマーケティング商法してる奴らと一緒やんけと思いとどまりました(笑)

マーケティングとは○○である

今からマーケティングとは何かに入っていくわけなんですが、

ここに書いてある内容を、全部鵜呑みにする必要はないです。

上でも説明しましたが、マーケティングに正しい表現はありません。

だから、その人の主義主張がモロに出てくる。

これから書くマーケティングの内容は、僕の信条みたいなものなので気に入れば参考にすればいいし、気に入らなければ無視すればいい。

僕はあなただけのマーケティング持論があっていいと思います。

しかし、この記事を見てるという事はそもそもマーケティングに対して、まるでなんなのかが分からないでいるはず。

なので、僕はあなたにとってのマーケティングとは何かを考える手助けをするだけ。

長くなりましたがここからが本題。

結論から言うと「マーケティングとは会社の現在地を知り、大きくするシステム」です

これを説明するために、僕はよく会社を病人に例えます。

病人は体のどこかが悪いですよね。
頭痛がする、胃痛がする、腰が痛い、糖尿病になる。

会社も一緒で、常にどこかが悪いです。
集客が上手くいかない、商品の単価が低い、リピートされない。

この世のすべての会社は、必ず問題を抱えています。


これはトヨタだろうが、ディズニーランドだろうが、Appleだろうが、Googleだろうが一緒です。

人間は病気になったら病院に行って、お医者さんに診てもらって、解決策のお薬を出してもらって治してもらう。

じゃあ、会社は?

・・・

誰も診てくれない…

しいて言うならビジネスコンサルやコーチになるんですが、医師免許のようなちゃんとした資格がないので、上から下までピンからキリで信用できないから頼れない。(ビジネスコーチである僕が言うセリフではないけど笑)

だから、自分の会社の悪い所は、自分で見るしかない。

でもほとんどの社長は、自分の会社のどこが悪いかなんてわからない。

だって分かってたら、そもそも会社の売上に困らないよね。

人間だったら
頭が痛ければ、頭痛薬を飲もう。
お腹が痛ければ、胃腸薬を飲もうと考える。

でも会社の場合は、どこかが悪いのは分かっているけど、どこが悪いのかが分からない…

だから、何の薬(解決策)を飲めばいいのか見当もつかない…

そしてみんなが行きつく最終手段が、
「目につく薬を全部飲んでしまおう!!」

片っ端から解決策になりそうなモノに手を出す。

上で挙げた
SNSマーケティング
SEOマーケティング
コンテンツマーケティング
その他いろいろ…

当たりを引くまで薬(解決策)を飲み続ける。

それで当たればいいよ?

たまたま使った解決策が、ドンピシャで効いた!
だから会社の業績も良くなった。

この可能性だってありえなくはない。

でも、大半は外れの解決策を引き続け、
時間とお金と労力を無駄に使い、

「結局マーケティングなんて役に立たんやんけ…」と
会社の病気を治せないまま、たまたま上手くいった他の会社をうらやみながら眺め続ける。

でも、たまたま上手くいった会社だって安心はできない。

次の問題にぶち当たった時に、お薬ギャンブルが成功するかわからないから。

こうならない為には、自分の会社のどこが悪いかわからないを自分で分からないといけないんです。

この数字が悪いな。
じゃあ、これを治さないといけないな。

あの数字は危ないな。
悪くなる前にテコ入れしないとな。

これが出来て初めて、薬(解決策)を飲む意味が生まれる。

自分のどこが悪いかもわからないのに、薬をガバガバ飲むもんじゃない。


そのせいで多くの人が、時間とお金を無駄にしてる。

自分の会社の悪い部分が、自分で分かる。
ここまででマーケティングの半分。

分かっただけじゃ、悪い部分は治せない。

ここまでできるなら、コーチやコンサルに頼ってもいいでしょう。


悪い部分が分かるなら、その分野の専門家の力を借りるのも悪くない。

でもどうせなら自分の力で治したいよね。

・広告の反応率が悪いな。
なら見る人を引き付ける文章の書き方を覚えないと。

・集客は十分にできてる。でも仕事を捌ききれないから、これ以上集客での売り上げアップは見込めない。
なら、仕事一つ一つの単価を上げて、客単価を増やしての売上アップを目指そうか。

・リピート率が3割以下で、初来店で離脱するお客さんが多い。
なら、購入後のアフターセールスを強化して、2度目3度目の購入につなげないと。

マーケティングをきちんと学ぶと、こんなことが出来るようになる。

会社の症状を自分で判断して、自分で解決策を作れる。

これができるなら、めっちゃ最高だよね。

あなた自身が会社のお医者さんになり、会社がどんな状態か知り、問題を解決し会社を大きくできる。

これがマーケティングであり、あなたがマーケティングを学ぶ意義だと思っています。

まとめ

  • マーケティングには正しい表現がない事。
  • だから人それぞれのマーケティング論が乱立して、なにがいいのかわからない事。
  • 最悪の場合は、何がいいのか分からない状態で、マーケティング商法売り込んでくるヤツラがいること。

これからマーケティングを学ぶあなたには、これだけは最低限覚えておいてほしいです。

そして僕が伝えるマーケティングとは

  • あなた自身が会社のお医者さんとなり、会社の悪い部分が診断できるようになること。
  • 会社の悪い部分に対して、適切な対処を行い会社を大きくするシステムが作れること。

上でも言ったようにマーケティングに正しい表現なんてない。
この主張は、僕自身の考えです。

しかし、あなたがマーケティングとは何かに悩んでいるのであれば、
この考え方からスタートするのは悪いことではないはず。

ここからあなた自身のマーケティングを突き詰めていけばいい。

マーケティングとはなにかが分からず、それを知らないせいで巷のマーケティング商法に数十万、数百万使った人を僕は何人も見てきました。

そんな人を増やさないためにこの記事を書きましたが、ここまで見てくれたあなたならもうそんな罠に引っかからないはず。

この記事があなたの役に立ったのなら、嬉しいです。

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